2018年栗の履歴


(1) 全国の結果樹面積は1万8,300haで、前年産に比べ500ha(3%)減少した。
これは、高齢化による労力不足に伴う廃園があったこと等による。


(2) 全国の10a当たり収量は90kgで、前年産に比べ9kg(9%)下回った。
これは、7月から8月の高温、少雨の影響で果実の肥大が抑制されたこと及び関東以西で台風による枝折れ、落果等の被害が発生したためである。


(3) 全国の収穫量は1万6,500t、出荷量は1万3,000tで、前年産に比べそれぞれ2,200t(12%)、1,500t(10%)減少し
た。


(4) 都道府県別の収穫量割合は、茨城県が27%、熊本県が16%、愛媛県が5%、岐阜県及び埼玉県がそれぞれ4%となって
おり、この5県で全国の約6割を占めている。

 

 

(農林水産省より 平成30年産西洋梨、かき、くりの収穫量及び出荷量 平成31年4月2日公表)

 

当社の意見として

  茨城県は、2016年の台風被害から回復。収穫量106%10a当り収量109%129kgと豊作になりました。

豊作と言っても4400t、以前の6000t超えはもう無理でしょう。でも久々に早生栗が豊作で助かりました。

茨城より西の地域は 酷暑のため 不作だったようです。

 温暖化が続くと 西の地域の栗栽培は大変!

 茨城県でも 酷暑のため高温障害が多発しました。

こんな年の利平栗の品質は いままでになく良かった。われも少なく腐敗化も少なかった。