2017年栗の履歴


(1) 全国の結果樹面積は1万8,800ha で、前年産に比べ500ha(3%)減少 した。 これは、高齢化による労力不足に 伴う廃園があったこと等による。

 

(2) 全国の10a当たり収量は99kgで、 前年産に比べ14kg(16%)上回った。 これは、前年産に比べ着果数が多 く、おおむね天候に恵まれ順調に生 育したためである。

 

(3) 全国の収穫量は1万8,700t、出荷 量は1万4,500tで、前年産に比べそ れぞれ2,200t(13%)、2,400t(20%) 増加した。

 

(4) 都道府県別の収穫量割合は、茨城 県が22%、熊本県が15%、愛媛県が 10%、岐阜県が4%となっており、 この4県で全国の約5割を占めてい る。

 

(農林水産省より 平成29年産西洋梨、かき、くりの収穫量及び出荷量 平成30年4月3日公表)

 

当社の意見として

 

 茨城県の栗の収穫量は7年連続の不作です。

 

農水省の発表では、前年産に比べ着果数が多 いとのことですが  当社の意見としては 中生栗までは逆に極端に少なかった。

 

受粉状態が良くないため 大粒の一つ栗が多かった。 早生・中生・晩生 全てが良くないということは 今までなかったのです。

 

農水省の見解と 結構違う。

 

農水省の発表では おおむね天候に恵まれ順調とのことですが 栗の花の時期、空梅雨と高温・夏の長雨とかいろいろ不順だったと思う。