2006年栗の履歴


平成18年産くりの収穫量は2万3,300t、出荷量は1万6,200tで、前年産に比べて

それぞれ1,300t(前年産対比6%)、1,400t(同9%)増加した。

 

(1) 結果樹面積は2万3,300haで、老木園の廃園があったこと等から、前年産に比べて500ha(同2%)減少した。

 

(2) 10a当たり収量は99kgで、7月の日照不足、8月の高温、小雨により果実の肥大が抑制されたものの、台風の影響で前年産の作柄が悪かった四国、九州地域で結きゅう(毬)数が多かったこと等から、前年産に比べて7kg(8%)上回った。

 

(3) 都道府県別にみた収穫量割合は、茨城県が全国の21%、熊本県が15%、愛媛県が9%、岐阜県が5%となっており、この3県で全国の約5割を占めている。

 

(農林水産省より 平成18年産西洋梨、かき、くりの収穫量及び出荷量 平成19年2月16日公表)

 

当社の意見として

 

2006年は、早生栗は当たり年のはずでしたが、茨城県は春先からの夏まで続いた日照不足のせいで当社が調べ始めた1996年以来初めて茨城県産栗の収穫量が5,000tを下回るという凶作になりました。。