2013年栗の履歴


(1) 結果樹面積は2万600haで、前年産に比べて400ha(2%)減少した。

(2) 10a当たり収量は102kgで、前年産に比べて2%上回った。

(3) 収穫量は2 万1, 0 0 0tで前年産並み、出荷量は1万5,500tで、前年産に比べて200t(1%)増加した。

(4) 都道府県別の収穫量割合は、茨城県が23%、熊本県が18%、愛媛県が8%となっており、この3県で全国の5割弱を占めている。

 

(農林水産省より 平成25年産西洋梨、かき、くりの収穫量及び出荷量 平成26年4月3日公表)

 

当社の意見として

 

 茨城県の栗の収穫量は3年連続の凶作です。2009年度に次ぐ凶作の年になりました。 2012年度に比べ天候は十分によかったはずなのですが・・・。3年連続凶作は過去に例がありません。栗に何が起こっているのでしょう?

ここ3年で気になるのは 3年連続の猛暑・夏が5月から10月までと夏が長くなっている。南方系害虫(モモノゴマダラ名がなど)の定着と栗の木に入る害虫(テッポウムシ・カミキリムシなど)の活動期間の長期化による栗の木自体の疲弊。