2011年栗の履歴


 平成23年産くりの収穫量は1万9,100t、出荷量は1万3,800tで、前年産に比べてそれぞれ4,400t(19%)、3,300t(19%)減少した。

 

(1) (1) 結果樹面積は2万1,400haで、前年産に比べて300ha(1%)減少した。

 

(2) 10a当たり収量は89kgで、前年産に比べて18%下回った。これは、開花期の天候不順の影響により結毬数が減少したこと等によ

る。

 

(3) 都道府県別の収穫量割合は、茨城県が26%、熊本県が12%、愛媛県が8%となっており、この3県で全国の約5割を占めている。

 

(農林水産省より 平成23年産西洋梨、かき、くりの収穫量及び出荷量 平成23年4月20日公表)

 

当社の意見として

茨城の収穫量は昨年平成22年度の75%。熊本県は、昨年平成22年度の72%。

冷たい春で生育が遅れ 酷暑と昨年と違って多湿の夏のため 品質は過去最悪。9月21日の台風15号と2年続きの酷暑で栗の木が疲弊したのか全国では

収穫量、初の2万トン割れという最凶作。