栗の花
紙縒(こより)の如し
雨雫
杉田久女
気象台は「6月11日梅雨入りしたとみられる」と発表がありました。
梅雨という言葉は 江戸時代中国から「黴雨」(ばいう)という読み方で日本に伝わったとされています。
その昔 中世1600年ごろは「堕栗花」(ついり)(つゆり)(つゆ) 栗の花 が堕ちるころと呼んでいたそうです。
最近、すごく売れているマンガ「鬼滅の刃」に出てくる鬼狩りの剣士 栗花落カナヲ(つゆり かなを)。
「栗花落」という姓があることを知りました。
栗花落を調べると
兵庫県神戸市兵庫区都由乃町に栗花落の森(つゆのもり)があること。
旧暦5月7日(2020年は新暦6月27日)兵庫県神戸市北区山田町原野 栗花落祭りという雨乞いの祭りを行う。
「栗花落」「墜栗花」「五月七日」いづれも「つゆり」「つゆ」と読みます。
奈良時代 淳仁天皇(在位七五八―七六四年)が、「栗花落」姓を与えたということです。
「梅雨」という漢字を「ばいう」ではなく「つゆ」と読むようになった由来は?
「栗花落」「墜栗花」「五月七日」「つゆり」「つゆ」から 来たのではないかな?
古代は、栗は 梅よりも身近で大事なものだったのではないでしょうか?
※参考
2012/6/15「墜栗花(ついり) 日テレ「すっきり」藤富予報士のお話」
Wikipedia
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