平成18年7月27、28日に開催されました。
無事終了いたしました。全国の皆さん大変ありがとうございました。
平成18年7月27、28日の2日間、●第26回全国クリ研究大会茨城県大会が茨城県内を会場とし開催されました。
1. 目的
くりは有史以前から食用にされ、また、「勝栗」や「栗御飯」など、縁起の良い食物ともされ 庶民の生活習慣にも深く関わってきた日本古来の伝統的果実である。
しかし、近年では、海外からの輸入が増加し、国内のくり栽培は従来からの粗放的な栽培の影響もあり、農家の高齢化とともにその生産は衰退の危機にある。
そこで、全国のくり生産者が一堂に会し、「栗」について考えるとともに技術の研鑚と経営改善、また販売戦略等について研究討議を行い、もって我が国くり生産の振興を図るものである。
平成18年7月27日
□会 場 茨城県民文化センター 小ホール
□大会テーマ 「産業としてクリを考える」
○大会決議採択
・消費者ニーズを捉えた生産・出荷で「喜んで買ってもらえるクリ産地」を育成しよう。
・高度な栽培技術と選果選別の徹底により「儲かるクリ経営」を達成しよう。
・他産業との連携や地産地消の取組みでクリの消費拡大を図ろう。
・地域ブランドの確立によりクリ産地の振興を図ろう。
○事例発表
1.宮崎県
JA高千穂地区果樹指導員
佐藤 高輔氏
○事例発表
2.岐阜県
東濃地域農業改良普及センター技術主査 磯村 秀昭氏
○事例発表
3.茨城県
下飯沼栗生産組合組合長
東ヶ崎 順一氏
下飯沼栗生産組合様が全国果樹研究連合会長賞を受賞いたしました。
□講 演 演題「栗の流通と消費動向」
三井物産戦略研究所客員研究員 藤沢・マーケティング研究所代表取締役
藤沢 研二 氏
平成18年7月27日
□宿泊、交流会 茨交大洗ホテル
※宿泊は民謡「磯節」に謡われる大洗町で、ホテルは大洗磯前神社の前、大洗海岸に面した、風光明媚な立地です。
※交流会では、地元産の栗を加工した「栗焼酎」と大洗産の新鮮な魚介類がもてなされました。。
平成18年7月28日 JA茨城中央友部集出荷場 笠間市実行委員会
口JA茨城中央栗選果機
※平成17年8月lに導入された、日本初の重量選別方式の栗選果機です。
選果・選別の向上に、大きな威力を発揮しています。
・これまでのドラム式に比べ栗に傷が付きにくいメリットがあります。
平成18年7月28日
□JA茨城中央栗部会鈴木良平氏 ほ場
※慣行の樹形から低樹高栽培に樹形改造して3年目のほ場です。
・面 積 100a
・栽植本数 400本
・品 種 大峰(大峰の単植園)
・樹 齢 16年
平成18年7月28日
□茨城県園芸研究所 超低樹高並木植栽培試験 ほ場
※茨城県方式の超低樹高並木植栽培試験を実施しています。
’低樹高栽培を基に樹高を切り下げ・選定作業の安全省力化、早期成園化を目指しています。
・品 種 筑波
・樹 齢 6年
主 催
全国果樹研究連合会
第26回全国クリ研究大会茨城県大会実行委員会
後 援
農林水産省
茨城県
全国農業協同組合連合会茨城県本部
茨城県青果物地方卸売市場協会
茨城県内くり生産市町村
茨城県内くり出荷農業協同組合
(社)園芸いばらき振興協会
協 賛
関係市場
関係資材会社