平成2 0 年産くりの収穫量は2 万5 , 3 0 0t 、出荷量は1 万8, 3 0 0t で、前年産に比べてそれぞれ3,200t(14%)、2,700t(17%)増加した。
(1)結果樹面積は2万2,500haで、廃園等が進んだことから、前年産に比べて500ha(2%)減少した。
(2)10a当たり収量は112kgで、前年産に比べて17%上回った。
これは、一部地域で高温の影響があったものの、全体的には、おおむね天候に恵まれたことから、結きゅう(毬)
数が前年産を上回り、果実肥大も良好であったためである。
(3)都道府県別にみた収穫量割合は、茨城県が24% 、熊本県が15% 、愛媛県が9 % となっており、この3県で全国の約5 割を占めている。
(農林水産省より 平成20年産西洋梨、かき、くりの収穫量及び出荷量 平成21年4月27日公表)
当社の意見として
2008年 茨城の収穫量は不作だった昨年の114%。茨城県の平均収穫量5,771tに対し平成19年度6,110t豊作になりました。大きさはどの品種も大きかったが8月末からの多雨低温で水太り気味。
唯一例外は、利平栗。他の栗がまずまずなのに対し利平栗は超凶作。昨年の3割しかない。8月末からの多雨低温に利平栗は弱いのか?