2005年栗の履歴


平成17年産くりの収穫量は2万1,800t、出荷量は1万4,900tで、前年産に比べて

それぞれ2,200t(前年産対比9%)、1,700t(同10%)減少した。

 

(1) 結果樹面積は2万3,700haで、老木園の廃園があったこと等から、前年産に比べて600ha(同2%)減少した。

 

(2) 10a当たり収量は92kgで、九州地域で前年の台風の影響による樹勢の低下により、結きゅう(毬)数が少なかったことや、風第14号の影響による落きゅう(毬)が多かったこと等から、作柄の悪かった前年産をさらに7%下回った。

 

(3) 都道府県別にみた収穫量割合は、茨城県が全国の28%、熊本県及び愛媛県が8%、岐阜県が5%となっており、この4県で全国の約5割を占めている。くりの収穫量は2万1,800t、出荷量は1万4,900tで、前年産に比べてそれぞれ600t(同3%)、900t(同5%)減少した。

 

(農林水産省より 平成17年産西洋梨、かき、くりの収穫量及び出荷量 平成18年2月16日公表)

 

当社の意見として

 

近年の傾向として 豊作・不作が 交互に来ています。 2005年は、不作にあたり 特に早生栗がはずれでした。

2006年は、早生栗は当たり年に当たります。

2002年以降 年々収穫量が減ってきている。

その中で、茨城県の健闘が光っています。