場所詳細
以下 つばき 第2号 より引用
平成21年3月23日発行 発行者:藤本 力 発行所:水戸椿の会 編 集:篠原良廣 事務所:〒311−3151茨城県東茨城郡茨城町木部221藤本力宅内 水戸椿の会(TEL:029−292−0311FAX:029−292-0311) E−mail:郵便振替口座番号 00110−2−373572 口座名称:水戸椿の会 印刷製本:巨田プリント TEL:029−253−5551
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副会長 続 肇 彦 五霊の椿は岩間町、泉地区、五霊部落の道路沿いに立っている。一昔は愛宕山の山頂に鎮座する愛宕神社への登り口でもあった。 水戸椿の会の藤本、岡崎、続の三人で初めてこの古木に夢を馳せて訪れたのは昨春の事であった。しかし、この銘木をずっと守り続けて来た、小松崎君代さんのお宅で見たものは、全く枯れてしまった樹齢400〜800年ともいわれる椿の大木であった。 太い鉄骨の支柱に支えられた姿は、何か不自然さえ感じられた。1978年の小沼勝男(岩間役場勤務)さんの記録によると、1970年頃、西側の長屋を取り壊してから西日を直にその幹部に受けることになり、1978年頃から枯れ込みが入り、幅40cm、長さ130cmのうろこが出来たとある。 1984年、茨城県天然記念物に指定されたが、今から3年ほど前に樹木医の指導の元で、ろうの一部を削り樹勢回復の工事を行ったあと急に葉を落とし、昨年の初めに全く枯れてしまったと、小松崎君代さんの言葉は悲しみに満ちていた。 品種は紅唐子である。普通紅唐子は極く濃い緋色を含む紅単色の一重で花弁5〜7枚の筒咲きであるが、本種は特に樹勢が良く、最後はほぼ平間になると記録されている。 この樹の由来は、小松崎家の言い伝えでは、お伊勢参りの帰りに先祖が持ち帰りこの地に植えたとの事で有り、伊勢椿は唐子咲きできるとされており関連を調べてみたい、ありうる話である。 この樹が注目を集める前から、挿し木がされて増やしており、注目を浴びてからは周辺の各地に五霊の椿の成木を見る事が出来るようになった。 今は親木が枯れて県指定の天然記念物は解除になった。 幸いの事に、本樹の枯れる前の写革と枯れたあとの写真を岩間町の鰹ャ田喜商店(小田喜保彦社長)がホームページ(http://www.kurihiko.com/iwamaannai/tubaki/tubaki.html)に掲載しており、承諾を得て本稿に使用した。
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